📊 施術概要

正式名称 経結膜脱脂術(下眼瞼脱脂術)
施術時間 30-60分
麻酔 点眼麻酔 + 局所麻酔(注射)
ダウンタイム 1-2週間(腫れ・内出血)
院内滞在時間 約2時間

🎯 「クマ取り(経結膜脱脂)」とは?

✨ 施術の定義

下まぶたの裏側(結膜)を数ミリ切開し、目の下の膨らみの原因となっている「眼窩脂肪(がんかしぼう)」を取り除く手術です。

🌟 最大の特徴(セールスポイント)

  • 皮膚表面に傷が残らない(ここが最大の売り)
  • 抜糸不要
  • ダウンタイムが比較的短い(腫れ・内出血は数日〜2週間程度)

🔬 なぜクマができるのか?(解剖学)

📚 原因

目の下のクマ(膨らみ・影)は、加齢や生まれつきの骨格・体質によって眼窩脂肪が前方に飛び出すことで生じます。

この脂肪の飛び出しによって:

  • 目の下に「膨らみ(目袋)」ができる
  • その下に「影(暗いクマ)」ができる

💡 施術のメカニズム

原因である「突出した眼窩脂肪」を直接取り除くことで、膨らみも影も同時に解消されます。

⚖️ 他の治療との比較

患者様が迷いやすい治療法との比較です。自信を持って説明できるようにしましょう。

治療法 効果 持続 ダウンタイム 傷跡
クマ取り(経結膜脱脂) 半永久 1-2週間 なし
ヒアルロン酸注入 6-12ヶ月 数日 なし
ハムラ法 半永久 2-3週間 あり
PRP・再生医療 △〜○ 数ヶ月 数日 なし

💎 キラーフレーズ

「ヒアルロン酸は膨らみを目立たなくしますが、根本解決ではありません。
脂肪を取れば膨らみ自体がなくなるので、一度の施術で長く効果が続きます。」

💬 カウンセリングのステップ

1

共感(ヒアリング)

「いつから気になっていますか?」「疲れているわけでもないのに、疲れて見られるのはつらいですよね」と悩みに寄り添う

2

原因の説明

「目の下の膨らみは脂肪が前に出てきているのが原因なんです。これは寝不足とかではなく、体質や加齢で起こることなので、生活習慣だけでは改善が難しいんですよ」

3

理想の可視化

鏡を見ながら「ここの膨らみがなくなると、影もなくなってこれくらい明るく見えますよ」と変化をイメージさせる

4

不安の払拭

「切開はまぶたの裏側なので、外から見える傷は一切ありません。腫れも1-2週間で落ち着きますよ」と安心感を与える

❓ よくある質問への回答

患者様の不安を解消するための回答例です。暗記ではなく、自分の言葉で伝えられるようにしましょう。

Q.「傷跡は残りませんか?」
まぶたの裏側から行うので、外から見える傷は一切残りません。これがこの手術の大きなメリットです。
Q.「痛みはありますか?」
点眼麻酔と注射の麻酔を使いますので、施術中の痛みはほとんどありません。麻酔の注射がチクッとする程度です。
Q.「脂肪を取ると窪みませんか?」
医師が適量を見極めてデザインします。もし将来的に窪みが気になったとしても、ヒアルロン酸で微調整も可能です。まずは原因となっている「過剰な脂肪」を取り除くことが最優先です。
Q.「いつから効果を実感できますか?」
腫れが引く1-2週間後から変化を感じていただけます。完全に落ち着くのは1-3ヶ月後です。
Q.「再発することはありますか?」
取った脂肪は再生しませんので、基本的に再発はありません。ただし加齢による皮膚のたるみは別途生じる可能性があります。

術前 来院〜お会計・同意書

1
⏱️ 5分

受付・本人確認

患者様の来院を確認し、本人確認を行います。

受付カウンター イメージ
  • 本人確認(ID・保険証)
  • 予約内容の確認
  • 問診票の受け取り
2
⏱️ 20分

カウンセリング・医師診察

お悩みをヒアリングし、施術内容を決定します。

カウンセリング イメージ
  • お悩みの確認・シミュレーション
  • 施術方法・リスクの説明
  • 適応の最終判断
3
⏱️ 10分

会計・同意書取得

施術前にお会計を済ませ、同意書に署名をいただきます。

会計 イメージ
  • お支払い(現金・カード等)
  • 同意書の確認・自署
  • 術後の注意事項(控)のお渡し
4
⏱️ 10分

術前確認・バイタル測定

看護師が術前の状態を確認し、バイタルサインを測定します。

バイタル測定 イメージ
  • 血圧・脈拍測定
  • コンタクト外し・アイメイクなし確認
  • アレルギー・体調の最終確認
5
⏱️ 5分

術前写真撮影・麻酔

記録用写真の撮影後、点眼麻酔・注射麻酔を行います。

術前写真撮影 イメージ
  • 正面・斜め45°・上方視の撮影
  • 点眼麻酔(3分待機)
  • 結膜下注射麻酔

術中 施術

6
⏱️ 5分

アプローチ(結膜切開)

下まぶたの裏側から高周波メスで切開します。

結膜切開 イメージ
7
⏱️ 15-30分

脂肪除去

眼窩脂肪を適量除去し、左右のバランスを整えます。

脂肪除去 イメージ
8
⏱️ 10分

閉創・終了

止血確認後、必要に応じて縫合し眼軟膏を塗布します。

閉創 イメージ

術後 クーリング〜退院

9
⏱️ 20分

クーリング・経過観察

患部を冷却し、出血や視力に異常がないか確認します。

クーリング イメージ
10
⏱️ 15分

術後説明・退院

処方薬をお渡しし、笑顔でお見送りします。

処方・説明 イメージ
  • 処方薬(点眼・内服)の説明
  • 緊急連絡先の案内
  • お見送り

🔧 滅菌物リスト

☑️ 使用器材

穴あきドレープ
ドレープ
ガーゼ 15枚
シャーレ
バイポーラ・モノポーラ
15番メス
2.5ロックシリンジ 2本(キシロカイン入り)
32G針
小筋鉤
4-0針つきナイロン 黒 2本
ヘガール持針器
キルナー剪刀
異物鑷子(トンガリ)
布鉗子(コードまとめ用)
モスキートペアン

💊 麻酔

点眼麻酔 ベノキシール点眼液
局所麻酔 1%キシロカイン

💊 処方内容

薬剤 用法 日数
抗菌点眼薬 1日4回 7日間
抗炎症点眼薬 1日4回 7日間
鎮痛薬 頓服 3日分

📅 フォロースケジュール

📝 患者様への術後説明ポイント

  • 腫れ・内出血:1-2週間で落ち着きます。冷やすと楽になります。
  • 洗顔・メイク:翌日からOK(目元は優しく)
  • コンタクト:3日後からOK
  • 入浴・運動:当日はシャワーのみ。激しい運動は1週間控える。

🚨 緊急対応フロー

⚠️ 眼窩内出血の対応

症状:急激な視力低下・眼球突出・激しい眼痛

対応手順:
  1. 院長へ即時報告
  2. 眼科緊急コンサルト
  3. 必要時減圧術

📞 患者への緊急連絡先伝達

術後説明時に緊急連絡先(診療時間内・時間外)を必ず伝達してください。

伝達必須事項:
  • クリニック電話番号
  • 診療時間外の緊急連絡先
  • 「異常を感じたらすぐ連絡」と強調

💡 こんな時は連絡してもらう

  • 視力が急に落ちた
  • 目の痛みがどんどん強くなる
  • 眼球が飛び出している感じがする
  • 出血が止まらない
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